天然クリーム

潤い美肌に欠かせない皮脂膜(天然クリーム)とは

3つの保湿成分

皮脂膜とは「肌に一番適した天然クリームとかスキンクリーム」と言われ、皮脂腺から分泌されるアブラ(皮脂)と汗腺から分泌される水分(汗)が混ざり合ってできる、まさに天然100%の保湿クリームで、肌表面を薄いベールのように覆いながら水分の蒸発を防いだり、バリア機能を整え、肌の健康をサポートします。

しかし皮脂が多すぎると嫌われ者となり、「天然クリーム」というイメージは沸きません。

今回は『天然クリームとしての皮脂膜の存在』、未来肌を明るくさせるスキンケアについてお話を進めます。

人の肌でしか作ることの出来ない薄いアブラ

膜

本来ならアブラと水は分離して混じり合うことはありませんが、皮脂腺から分泌される皮脂(アブラ)は簡単に水(汗)と混ざりあいます。

なぜでしょうか?

それは、皮脂腺から分泌される皮脂(アブラ)は、人工的につくることができないほど濃度の薄いアブラからできているからこそできるのです。

正常な皮脂は、非常に薄いアブラから出来ており、肌表面内に極微量存在するリン脂質と汗に含まれる微量のアミノ酸(どちらも天然の乳化作用あり)によって、汗とほどよく混じりあい理想的な天然クリーム(皮脂膜)を作り上げているのです。

皮脂膜が天然クリームとして本領を発揮!

美肌へ

では次に、皮脂膜の美肌効果について見てましょう。

大きくみて2つあります。

一つは、肌の潤いを保ちツヤを与えてくれます。

肌の潤い維持はもちろんのこと、薄いベールを作ることによって角質層の剥離を防ぎ、肌のキメを整えたり、肌内に存在する天然保湿因子(NMF)や水分の蒸発を防ぐ働きがあります。

2つ目はバリア機能です。

健康な肌の皮脂膜は、PH4.5~6.5の弱酸性の状態になっています。

これは、皮脂に含まれる脂肪酸と汗に含まれる乳酸やアミノ酸によるものです。

さらに、肌には表皮ブドウ球菌、アクネ菌、グラム陽性桿菌という常在菌がいます。

この菌が、皮膚表面の皮脂を食べて分解し弱酸性にして肌を守っています。

このような美肌効果があるからこそ「天然クリーム」と言われているのでしょう。

皮脂膜の欠点と対策

皮脂膜は、脂肪酸、スクワレン、コレステロール、グリセリンなどの油性成分と、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの無機塩類、アミノ酸類、乳酸、尿素糖など水溶性有機物からできており、美肌に欠かせない必要な成分です。

ですが欠点もあるのです。

肌トラブル

それは、紫外線・酸素・温度、この3つの条件がそろうと酸化しやすいということです。

酸化すると「過酸化脂質」という物質に変わり、逆に毛穴や肌細胞を傷つけてしまい、ニキビ、シミ、シワ、乾燥、肌の老化原因にもなってしまいす。

俗にいう「肌サビ」といわれる現象です。

ではどうすれば皮脂の欠点を防ぐことができるでしょうか?

【洗顔説】

皮脂腺が酸化する前に小まめに洗顔をする対策もありますが、私はこのスキンケアをあまりおすすめできません。

洗い過ぎれば洗い過ぎるほど、取れば取るほど、肌の防衛センサーが機敏に働き、皮脂腺から必要以上に皮脂が分泌されます。

過剰な皮脂分泌は酸化になりやすい条件を増やすだけです。

洗顔は朝と夜の2回で十分です。

それと優しい洗浄力のあるクレンジングや洗顔料を選びましょう。

【抗酸化成分の補給説】

化粧品に配合されている抗酸化作用のある成分を見てみますと、
「ビタミンCやE」、「ポリフェノール」、「白金ナノコロイド」、「エコンザエムQ10」、 「シルク」、「乳清」、「クエン酸」、「甘草エキス」、「オウゴンエキス」、「シャクヤクエキス」など色々あります。

これらの成分を補えば、皮脂の酸化は抑えられる!?

はたしてどうでしょうか?

皮脂がどんどん分泌されます。それに対し化粧水などで補った抗酸化成分、肌内に浸透したり蒸発して常時酸化を抑えることができません。あくまでも一時しのぎに過ぎないことに気づかされます。

【シルクパウダー活用説】

皮脂膜を酸化から守ってこそ『天然クリーム』です。

最後のとりではシルクパウダー

繭からとれるシルク繊維、湿気や乾燥、高低の気温差、そして強い紫外線からさなぎを守る天然繊維ですが、実は抗酸化作用にも優れています。

肌着と同じようにシルクパウダーを肌上に載せれば、皮脂の酸化を常に抑えることができます。

また繊維特有の吸収作用と放出作用があり、皮脂が多ければ放出へ、少なければ守るという皮脂コントロールに優れています。

まだまだシルクパウダーを推奨する理由があります。

それは将来を見据えた対策

下記のグラフをご覧ください。

皮脂量の加齢変化のグラフ

20代をピークに年代を重ねるごとに皮脂量は下がっていきます。

これはあくまでも平均値、40代、50代、60代になっても天然クリームとして存在させるかさせないかは、20代から続けるスキンケアにかかっています。

10代~20代は嫌われものの皮脂膜、むやみに取れば取るきるほど皮脂腺は働き続け、いつかは疲弊してしまい、天然クリームが恋しい年代が早まることになるのです

テカルから取り切る、酸化するから取り切る、このスキンケアはほどほどにして、皮脂膜をどうコントロールして天然クリームとして活かすか、シルクパウダーならできます。

シルクパウダー

下地の下地に使ったり、お化粧直しのおしろいに使ったり、またまたナイトパウダーにも使え、24時間なんでも応用できる便利なスキンケアアイテムです。

おすすめのシルクパウダー


皮脂を復活させるには!

内面ケアとして代謝アップに心がけましょう。

適度な運動、半身浴、ヨガや腹式呼吸、ストレッチなど、1日に1回以上はジワーッと汗がでるようにしましょう。

それと食事では、体によい油を摂りましょう。

特にEPAやDHAが豊富にふくまれる青魚や海藻類、サバ・イワシ・さんまなどの缶詰やオリーブオイルに含まれるオレイン酸も皮脂の再生や復活の食材としておすすめです。

更新日:2020年9月19日
文責:スキンケア化粧品の営業歴29年
シルキーズ代表 新井貴信